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2012年11月29日(木)更新

押上の日本酒バー 酒庵 酔香

押上の日本酒バー、酔香さんに2年ぶりに訪問しました。

古い日本家屋を改装したお店は、落ち着いた佇まいです。



2年ぶりの訪問だとというのに、お店へ一歩入るとホッとする空間は最高ですね~。

相変わらず穏やかなご主人が笑顔で迎えてくれました。



まずは、吟醸香のある冷酒で乾杯することにしました。

埼玉県の亀甲花菱の純米吟醸生は、力強いしっかりしたお酒。

長野県の千曲錦の純米大吟醸は、穏やかな香りの優しいお酒。



こちらが、最初に出てくるお通り6種盛(1000円)になります。

いぶりがっこの入った自家製ポテトサラダがとっても美味しいです。



この日は寒かったのでお燗酒シリーズといきましょう!

宮城県の真鶴の生酛特別純米酒は、しっかりとした旨口のお酒。

福島県郡山の穏(おだやか)純米酒は、その名の通り丁寧に造られた穏やかな優しいお酒。



お通しに続いてお酒のアテに注文したのは、自家製燻製6種の盛り合わせ(600円)。

これはお酒がすすみますね~。



和歌山県の紀土(きっど)は、自社田で丁寧に作られたお米を使った紀州の風土を感じるお酒。

なんとラベルに田植えからお酒ができるまでの工程の写真が載っていますよ!

秋田県の山吹極(やまぶき)は、上のラベルに上級者向きあるに相応しい熟成されたコクのあるお酒。



こちらのお料理は、トロサーモンのお刺身~大徳寺納豆のタレかけ。

お刺身とタレが見事にマッチして最高の酒の肴になってます。



青森県の駒泉の特別純米酒(ひやおろし)は、穏やかだけど力強さもある練れた旨酒。

岩手県の荒蝦夷(あらえびす)の特別純米酒は、南部杜氏らしいすっきりした酸味を感じる酒。

駒泉は、この日の燗酒ナンバーワンかも~。



こちらのお料理は、地元吉原大門にある肉屋「千葉屋」の美味しい~チャーシュー(600円)。

あんまり美味しかったので、今度買いにいこうっと!



チャシューにつられていただいたのは、広島県竹原の誠鏡の番外純米。

さすが!飲めば飲むほどほっこりする旨酒。

今話題の滋賀県のはぎの露の純米酒は、日本最大の燗酒コンテストで最高金賞をとっただけあってグッとくる旨さ。

さて、駒泉か?はぎの露か?どっちが今宵の一番気に入った燗酒か?う~ん…迷うところです。



美味しい燗酒を飲み続けると止められない止まらないので、残念ですがこれにて終了!と思ったら…。

となりのお客さんが飲んで旨い!とうなっていた而今の新酒にごりざけを最後に飲んでようやく〆としましたが…。

これこそ止められないヤバイ酒です。



ふらふらになって十間橋までたどり着くと、東京スカイツリーがなんとも幻想的でロマンチックなこと!



さて、次は誰をご案内しようかな~?