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2015年09月16日(水)更新

郷酒乃蔵(秋葉原)


私のもうひとつの職場、秋葉原で以前から気になっていたお店、郷酒乃蔵を訪問しました。

秋葉原に本部のある日本地酒協同組合という団体が運営する割烹屋さんのようです。

全国の名だたる有名蔵ではありませんが意欲的な中小蔵元さんの自慢の酒が楽しめるようです。



一歩入ると静かな店内、様々なタイプの酒がじっくり試飲できそうです(笑)。



せっかくなので秋のひやおろしを順番に飲んでみようと思います。

ひやおろしは冬場蔵元が丹精込めて仕込んだお酒が夏を越して熟成されて飲みごろのいい感じになったお酒。



まずは大好きな秋田の天の戸 純米吟醸 亀の尾と山形の白馬錦 純米吟醸からいただいてみましょう。

天の戸はいつもの醇辛より亀の尾を使っているので香り高く力強さを感じます。

白馬錦はキレのいい食中酒といった感じで飲み飽きせずすいすい飲めます。山形正宗に近いような味わい?



続いては山形の香梅 純米 生詰原酒は白馬錦よりさらにキレがよくなり料理の邪魔をしない酒です。

岡山の酒一筋 純米は酒一筋らしい一本筋の通ったぶれない旨さがあってかなり上出来の酒でした。



つまみはお店の方に聞いてご覧のような酒の肴がそろいました。

焼いた玉ねぎは甘みがあって血がサラサラになる感じ(笑)。



ひやおろしの最後、広島の瑞冠 純米はバランスのいいお酒、お燗でもいけそうです。

酸が強めの千葉の木戸泉 純米ですがこの酒は穏やかな酸なので冷でも美味しく飲めました。



いろんなタイプのひやおろしを試飲しましたがどの酒も熟成がすすんでいて美味しくいただけました。

秋葉原の穴場的なお店、郷酒乃蔵さん、また訪問させていただきます。