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2008年02月08日(金)更新

「高収益トップ3%倶楽部」勉強会

昨日は、経営コンサルタント石原明先生が毎月定例で行われている「高収益トップ3%倶楽部」の勉強会が東京フォーラムで開催され、なんと私がゲストスピーカーということで、80人ほどの参加者の方の前で
顔を真っ赤にしながらお話させていただきました。

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実は私、「3%倶楽部」は2000年のスタート時からの会員なんですよ。

今回先生からいただいたお題は、先代からの「業務缶」に加え、「雑貨缶」という新しいカテゴリーを開拓してチャレンジし続けている中で、「社内を活性化する社員の動かし方」と「衰退産業でも強いビジネスモデルが構築できる工夫の仕方」について話すという難しい内容でした。

恥ずかしながら、お話させていただいたポイントだけお伝えさせていただきます。

「社内を活性化する社員の動かし方」について

1)全体業績会議の実施
 毎月10日頃、税理士さんを招いて前月の業績を報告会を実施することで、社員さ
 んに会社の現状を数値化して把握してもらい、社内情報を全員で共有する。

2)毎朝の個別営業打ち合わせの実施
 「報、連、相」はコーチング、カウンセリングのスキルを活用。
 社員さんの話をとよく聞き、いっしょになって問題解決にあたる。
 最後に必ず承認して、社長としてのコミットメントをする。

 etc‥‥社員さんとの”グッドコミュニケーション”を心がけてます。

「衰退産業でも強いビジネスが構築できる工夫の仕方」について

1)受注生産中心の業界の中で、生産調整をしながら、少量多品種な商品を在庫することで、
 小口の注文から突発的なニーズにも対応する。

2)展示会等でお越しいただいたお客様は、将来の見込み客さんというくくりで名刺を登録して、
 月1回メールマガジンを配信、新着情報を提供していく。

3)Web戦略としては、ホームページの毎週更新、トピックスコーナーでの近況報告、社長ブログの更新、
 Yahoo!オーバーチュアとGoogleアドワーズ広告、複数のサテライトも打ち上げるなど。

etc‥‥お客様との”きっかけづくり”に力を注いでます。

社長の役割について

・社長の仕事は「仕組みつくり」や「舵取り」etc‥‥。
・3年~5年先の大局を見据えて行動する。
・失敗を全部さらけ出し、会社の業績を知ってもらうことで、社員さんの協力を得る。
・社員さんの話をよく聞き、任せるものは任せる。
・社員さんを常に承認して、次の問題解決にあたる。
・社員さんがスター、社長は表舞台でなく裏方に徹する。
・いざとなったら全責任は社長にあることを知れしめておく。
・朝7時から仕事を始めて10時には終わらせる。
・なるべく外に出て、業界を離れて世の中の動きを肌で感じる。
・etc‥‥。

大勢の人前でのスピーチは緊張してとっても疲れましたが、今自分が立っている位置が再確認できて、
頭の中の棚卸しができて、本当によかったと思ってます。

石原明先生、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。