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2007年01月22日(月)更新

「硫黄島からの手紙」を観て

先週末、遅ればせながら、「硫黄島からの手紙」を観に行ってきました。

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「この映画を観てどう感じましたか?」と聞かれると、言葉に困ってしまいます。

たぶん、この作品のメッセージは、戦争に勝った、負けたではなく、戦争の悲惨さ、愚かさをリアルに伝えたかった、「反戦映画」なんだと思います。

すごいことは、この映画は、日本人でなくアメリカ人が作ったという事実。
よくぞ、敵国である日本の立場で作ってくれたと思います。

2部作の第1部、「父親たちの星条旗」を観なかったのが悔やまれます。

この映画に中で、渡辺謙が扮する栗林中将の言葉に、
「我々の子供らが、日本で一日でも長く安泰に暮らせるなら、我々がこの島を守る一日には、意味があるんです。」という言葉。

アメリカ側が、5日で陥落すると思っていた硫黄島を、なんと36日間も守り続けたんだそうです。

今こうして、私たちが当たり前に暮らせるのは、戦争で戦い、命を落とした人たちが沢山いるという事実を改めて知ってもらうためにも、一人でも多くの日本人に観てもらいたいと思いました。

クリント・イーストウッド監督には、アカデミー賞より、ノーベル平和賞がふさわしいと思うのは、私だけでしょうか。

本来、日本人が作るべき映画を作ってくれた、クリント・イーストウッド監督には、心から敬意を表したいと思います。

素晴らしい作品を、ありがとうございました。

皆さんも、この機会に、映画館に足を運んで、ぜひご覧になってみてください。

2007年01月18日(木)更新

遅ればせながら、007観ました!

007のロードショーが終わりそうだったので、駆け込みで「007/カジノ・ロワイヤル」を観に行ってきました。

6代目ボンドのダニエル・クレイグが超カッコイイと前評判は聞いていましたが‥‥はたして?
こちらが、6代目のジェームズ・ボンド役のダニエル・グレイグ。
今までのボンドと随分イメージが違うなぁ~。

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ショーン・コネリーから全部観ている私としては、今回のボンド役は合わないと思っていたので、あまり期待もせずに観にいきましたが‥‥。

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ところがどっこい、のっけから走る!跳ねる!そしてまた走る!そして殴る!蹴る!‥‥。
今までスマートで紳士的ななボンドから比べると、なんとも荒々しい体育会系ボンドに
ビックリw!
もしかしたら、初代のショーン・コネリー以来の当たり役かもしれません。
鍛えられた肉体と冷淡に光る青い目は、今までの誰よりも殺しのライセンスを持つに
ふさわしい風貌です。

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今回の007は、ボンド役のダニエル・グレイグに尽きる!と言ってもいいくらいのハマリ役で、
内容的にもいい出来栄えだと思いました。
これは待ちに待った、「女性好みの007の登場!」といえるのではないでしょうか。

私も、遅ればせながら、彼のクールな仕草やハードな男らしさを勉強しようっと!
(いまさら遅いかぁ~?)

今回の映画、特別鑑賞券の割引で、おひとり、1,100円なり~!ちゃり~ん!安い!

映画が終わって、お決まりのエンヂンングテーマ曲を聴きながら、ボンドになった気分で意気揚々と立ち去る私であった。
                    THE END

2006年09月20日(水)更新

佐賀のがばいばあちゃん

小説を読んで、ぜひ観たかった映画、「佐賀のがばいばあちゃん」を観てきました。
この映画、マイナーらしく、上映する劇場や開演する時間が限られていましたが、うまく上野東急で観ることができました。

がばいばあちゃん

この映画は、漫才ブームの火付け役として、一時代を築いたB&Bの島田洋七が、少年時代、佐賀の祖母の家へ預けられた体験を基に書き下ろした同名自伝小説を映画化した感動作です。

どんな極貧生活にあっても持ち前の人生哲学でポジティブに乗り越えるばあちゃんを、ベテラン女優の吉行和子が人間味たっぷりに熱演しています。

がばいばあちゃんのあふれる愛情と、明るくたくましい生き様で、人生の指針を指し示していくパワフルな姿に、元気をいっぱいもらいました。

最後の別れのシーンは、もう涙、涙で、思いっきり泣いてしまいました。

映画「佐賀のがばいばあちゃん」 大人1名、1,800円なり~!



映画を観ない方には、島田洋七さんの小説、「佐賀のがばいばあちゃん」の一読をお勧めします。

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島田洋七を育てた育てた、おさのばあちゃんの楽しく生きる方法語録

・嫌われているということは、目立ってるということや。

・通知表は、0じゃなければええ。1と2を足していけば5になる。

・人に気づかれないのが本当の優しさ、本当の親切。

・ケチは最低!節約は天才!

・人間は死ぬまで夢を持て!その夢が叶わなくても、しょせん夢だから。

「佐賀のがばいばあちゃん」、徳間文庫より、1冊、540円なり~!

2006年09月04日(月)更新

スーパーマン リターンズを観て

アリオ亀有のMOVIEXで、「スーパーマン リターンズ」を観に行ってきました。

スーパーマン

クラーク・ケントになったつもり?、アリオ内の「JIN,S」さんで、黒縁のメガネを新調しちゃいました。
こちらの「JIN,S]さん、実は、うちのお得意さんで、オリジナルのメガネケースを納めさせていただいております。


肝心の映画の感想ですが、
ストーリーは、う~ん、予想通りというか、イマイチでしょうか。
確かに、バットマンも、スパイダーマンも、この手のヒーロー物はワンパターンなんで、好きな方は何度観ても好きなんでしょうけど。
でも、子供の頃から観ていた、ウルトラマンや仮面ライダーもワンパターンでしたけどね。

最初にシビレタのは、出だしのあの有名なメインテーマ曲、懐かしくもありましたが、
一瞬、スターウォーズのオープニング曲かと思っちゃいいました。
似てたんですね~♪テーマ曲♪

この映画ですごかったのは、やはりCG映像でしょう。
空飛ぶシーンのアングルとか、スパイダーマン同様、すっごくカッコよかったです。

面白かったというか、変だな???という場面もけっこうありました。

5年ぶりで会った元彼女は、ある御曹司と結婚してたのですが、その子供が、実は、スーパーマンの子供!?なんでしょね。
ママが殺されそうになった時、この子供が一瞬にして、悪役をやっつけてしまうんですから。
スーパーマンが、人間の女性との間に子供を作っちゃっていいのかしら?
でも、その事実を、ダンナさんは知らないみたい。

また、スーパーマンが唯一苦手なクリプトナイトという原石の塊を、なんと大陸ごと持ち上げて、宇宙まで持っていってしますんですよ。
そしたら気を失ってしまったスーパーマンは、宇宙をさまよわずに、大気圏を通って、地球まで落ちてきちゃんです。
地上に墜落したスーパーマンは、病院に入れられて、スーツを脱がされて、丸裸にされてしまって、死んだかと思ったら、病院から抜け出して、元気になったり、あまりに不思議なことが続くんで、おいおいおいおいっていう感じでした。

しかし、それでもスーパーマンは必要なんだ!
それが今回のメッセージでしょうか。
一説によると、この映画の中のスーパーマンは、救世主イエス・キリストの別バージョンだとも言われているようです。
確かに、映画の中では、スーパーマンが「救世主」と呼ばれています。
養父は亡くしているが、養母は存命している。
不思議な超能力を使って、人々を救っていく。
一度は死ぬが、復活し、天に昇って人々を見守り続ける。
などなど、キリストの受難劇をなぞっている節が、いろいろあります。

そこまで考えながら、鑑賞すると、けっこう重~い映画かもしれませんね。





おまけ。
今回観に行った亀有もずいぶん拓けましたねぇ。ヨーカ堂とセットになったアリオ内のショピングモールは若向けのお店ばかり!、垢抜けしてて、びっくりです。
それに引き換え、上野は、変わり映えしないし、よく映画を観に行ってた上野セントラル(駅前の映画館)がなくなってしまい、寂しいかぎりです。

また、こちらのアリオ内には、こちカメで有名な両さんのいる、亀有公園前派出所もゲーセン内にあるんですよ。

亀有公園前派出所

2006年08月21日(月)更新

暑い日こそ、熱い映画を!

ロードショー中に、どうしても観たかった映画、「ラブ★コン」を、遅ればせながらというか、恥ずかしながら、観に行ってきました。
案の定、場内は、ほとんどが、10代と思しき女性ばかり。
恥ずかし~い!

この映画、少女コミックを実写化した作品だそうで、誰もがかかえるコンプレックス(身長)をテーマにしています。
必要以上に背の高い女子高生(藤澤恵麻)と、必要以上に背が低い男子高生(WaTの小池徹平)が繰り広げる、単純明快?な学園ラブコメディです。

ラブコン2

なんたって、超人気デュオWaTの小池徹平のカッコイイこと!
体型もキャラもピッタリのハマリ役だと思いました。

それと脇役さんたちのおもいろいのなんのって。

ラブコン2

暑い休日の午後には、持って来いの”笑える映画”でした。

もう一本は、アニメ、「時をかける少女」。
筒井康隆原作のこの映画、むかし、原田知世が主役をした映画をご覧になった方も
いらっしゃるでしょうね。

時をかける少女1

この映画、東京で上映しているのが、テアトル新宿だけだったので、久々に新宿まで
観に行ってきました。
行ったらビックリ!、お休みのせいか、超満員状態!
結局、整理券をもらって次の上映で観ることができました。
観客はというと、「ラブ★コン」とは一変して、アニメオタク系のお兄ちゃんばかり!
雨上がりのせいか、会場内も蒸していて、汗臭くて、濃~い感じでした。

たかがアニメと思って観ていましたが、いつも前向きで元気な主人公に胸打たれ、最後は、涙ぐむ始末でした。

どちらも、観終わって後味のいい、さわやか映画でしたよ!
オススメです!

今回の鑑賞券は、荒川区勤労者サービスセンターで手に入れましたので、
お一人さま、1,100円×2枚で、2,200円なり~!ちゃり~ん!
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