大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2013年03月01日(金)更新

神田神保町 思い出の「揚子江菜館」

揚子江菜館のおそばを初めて食べたのは、かれこれ50年くらい前だと思います。

私がまだ学校に上がる前、当時、路面電車に乗って神田神保町まで食べに連れて行ってもらいました。

すずらん通りにある現在の建物でなく、古い木造の建物だった記憶も残っています。



子供の頃からの私のお気に入りは、こちら上海式肉焼きそば。

何年ぶりでしょうか?よく覚えていませんが、昔のままの懐かしい味です。

池波正太郎先生もこよなく愛した逸品です。



そしてこちらが母の昔からの大好物、元祖!冷やし中華になります。

甘めのスープがたっぷりかかっていて、見るからに美しくて美味しそう~!



親子そろって50年前にタイムスリップさせてもらいました。

やっぱり、上海式肉焼きそばはオヤジになった今も美味しい!オススメです!

2013年02月25日(月)更新

八戸~番外編~八戸駅前「ほむら」

八戸駅で4時に解散後、向かったのは5時から予約を入れておいたお店、「ほむら」。

今から食べログの八戸ランキング1位のお店へひとりで乗り込みます。

お店の前に着たら、思ってたよりも地味でこじんまりとしたお店です。



店内は6人ほどが座れるカウンター席、そして奥にはテーブル席が2つあるようです。

ご主人に聞いたらひとりで切り盛りしているそうです。



まずは、陸奥八仙の辛口生酒で喉を潤します。

しかし、何度飲んでも美味しいお酒です。




先付は、胡麻豆腐の生うにのせ。

胡麻豆腐にふきのとうが練りこんであって、この苦味が春を感じさせてくれます。

先付が美味しいということは…これは期待大です!



続いては、あつあつの茶わん蒸し。

青のりあんの下には、昨日お腹いっぱいいただいたタラの白子が入っていました。



お酒が気になり陸奥八仙以外の日本酒を出してもらったら…なぜか他県の酒が…。

日本酒好きのご主人が自らセレクトしたお酒だそうです。

では神奈川の「丹沢山」のお燗から順番にいただきましょう。



お店のウリが炭火焼ということで、地元のホッキ貝を鰹の酒盗であえたものを炙っていただきます。

生で食べられるホッキ貝なのに、なんとも贅沢ですね~。



この酒盗和えのホッキ貝の炙りの旨いのなんのって!味も食感もたまりましぇん!



こちらのお魚は、ソイの薄造りになります。

淡白で上品なお魚です。



お酒は同じ丹沢山の純米吟醸「隆」にしましょう。

ひとり魚三昧で幸せな気分に浸っていたら、次は予想外の和牛のたたき。

温かい甘酢あんに絡ませていただくと、なんとも美味です。



合わせるお酒は、大阪の秋鹿の無濾過原酒、通っぽくぬる燗でいただきました。

そろそろ〆かと思ったら、な、な、なんと!毛ガニのほぐしの登場です。

それも崩れそうなくらいの蟹味噌がのって、食べる前からくらくらします。



お酒は再び戻って丹沢山の純米吟醸「隆」を冷やでいただきます。

夢見心地でいたら、いよいよ最後の〆は、こちら土鍋いっぱいのカキご飯。



こんないっぱい食べられないと思っていたら、お土産にできるとのこと。

でも…気が付いたら茶碗で3杯きれいにたいらげてしまいました。



これだけ美味しいものをいただいて、お料理が、驚きの5000円なり~!ちゃり~ん!

お会計は、8000円でおつりがきましたよ!

いやぁ、八戸に通いたくなってしまいましたぁ!

ご主人ごちそうさまでしたぁ!


おかげさまで上野駅まで爆睡して帰ることができました(笑)。

2013年02月19日(火)更新

西浅草 「坐志庵 北の杜」で日本酒会

若い美人女将がひとりで店を切り盛りしている「坐志庵 北の杜」に日本酒仲間が集合しました。

小さな店内は女将を囲むようにカウンターに詰め詰めで9人が座り日本酒会の始まり始まり~!



持ち込んだお酒はご覧の通り。

ちなみに私は、秋田の新政の№、6のしぼりたてを持参しました。



3千円の予算でお願いしたおまかせ料理はご覧の通り。



新鮮なしめ鯖を肴にお酒がすすみます。



どの料理も心のこもったお袋の味。



〆にごった煮をいただいてお腹も大満足なり~!



持ち込んだお酒だけでは足りなくなり、女将セレクトのお酒もいただきました。

奈良の「百楽門」は私好みのお酒なり~!



最後のお会計は、おひとり4千円と大変リーズナブル!

お店の場所は言問通りと旧国際通りの交差点近くになります。

ご来店お待ちしてま~す!

2013年02月18日(月)更新

浅草で沖縄牛をいただく「徳吉」

肉食系でないこともあってか?お肉を食する記事はあまり書いていませんでしたが…、

今回は、景気よく沖縄牛のステーキをご馳走になりました。

やってきたのは、洋食屋{ぱいち」、とんかつ屋「ゆたか」の並びにあるステーキ屋「徳吉」。



初めて訪問なので少しためらいがちにお店に入りました。

でも、愛嬌のあるシーサーのような顔をした気さくなご主人が迎えてくれてホッと一安心。

白のグラスワインを飲みながら前菜をいただいてリラックスなり~!



さて、目の前に登場したのは大きなアワビ。



この大きなアワビをソテーしてご覧のように肝バターソースでいただきます。

この歯ごたえがたまりましぇん!



いよいよお待ちかね、メインのステーキのお出ましです。

ご覧のようにヒレとサーロインの両方がいただけるようです。



こちらは、ミディアム・レアに焼きあがったヒレステーキ!

ジューシーな肉汁のロースに比べ上品な味わい。



禁断の沖縄牛をいただいて私も肉食系の仲間入りです。

まさにクセにさせるお店、「徳吉」さんでした。

2013年02月15日(金)更新

押上文庫内 「おでんと燗酒 ごでん屋」

東京スカイツリーから10分ほど歩いたところに押上文庫さんがあります。

以前ご紹介した「押上文庫」さんは土日だけの営業。

平日の夜はおでんと燗酒の「ごでん屋」に変身します。



カウンターには先客の外人さんがおひとりで杯を傾けていました。



まずは自家製寄せ豆腐で、道灌(滋賀)のゆず酒をいただきました。

続いての野菜の蟹餅あんかけには、長珍(愛知)の純米酒ささにごり。



くるま麩には、同じく長珍(愛知9の純米吟醸生原酒。



本日の魚介の漬けには、宗玄(石川)の純米吟醸生。

築地の魚河岸に勤めているご主人が選んだお魚は絶品の味付け。



鰆と豆腐のお椀には、十旭日(島根)の純米吟醸生原酒。

十旭日はくらくらするくらい濃~いお酒です。



鯖の酒粕西京焼きには、不老泉(滋賀)の純米吟醸生原酒。

不老泉は本日一番のお気に入り!



大分のフルーツトマトには、大好きな開運(静岡)の純米生原酒で。



山芋の擦り流しには、奥播磨(兵庫)の純米生超辛。



とどめの自家製がんもどきには、秋鹿(大阪)生酛純米生原酒。



いやはや我ながらよくぞこれだけのお酒をいただきました。



気が付けば、私たち6人が最後の客になったようです。



こちらが「ごでん屋」の若くてカッコイイご主人。



お燗番の名人でもある五嶋さんは、早朝から築地の魚河岸で働いている頑張り屋さん!

濃いお酒に合わせるあっさりしたお料理を担当するのは実の弟さんだそうです。

お料理と日本酒のマリアージュを堪能させていただきました。

押上駅まで歩いて戻ると、東京スカイツリーが霞んで見えました。



先っぽが見えないって…もしかして…酔っているのかも~??
«前へ 次へ»