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2015年09月14日(月)更新

私の山歩き~黒斑山(くろふやま)~高峰高原


新宿からJRバスに乗って上信越道と山道を走ること4時間余り、やってきたのは高峰温泉。

ここ高峰温泉は小諸から浅間山麓に入った標高2000mにある雲上の秘湯です。

今夜はこちら高峰温泉に泊まって明日の登山に備えます。



高峰温泉は源泉100%の優しい温泉、浴用だけでなく飲用にもすぐれた薬効果があるそうです。

冷温両方の温泉に交互に入ることで皮膚からの浸透がよくなるとか。

うす濁りの優しいいで湯に浸かると心も体も癒されホッとします。



さて翌朝、早めの朝食を済ませ嬬恋村の車坂峠の登山口から表コースを登り黒斑山を目指します。



高山植物を観賞しながらの緩やかな登りが続きますが、車坂山を越えるとガレ場になり急登になります。



1時間程歩くと赤茶けた鉄製の避難壕に到着しました。

この避難壕、もしも浅間山が噴火したら逃げ込むためのの壕でしょうか。



避難壕からほどなく歩くと手前にトーミの頭と奥に浅間山が望める小ピークの槍ヶ鞘に到着です。

目の前にはでっかい浅間山、素晴らしい大自然の景観に思わず見とれてしまいます。



ここまで登ってくればもうひとがんばり、左側の絶壁を登ってトーミの頭を目指しましよう!

断崖絶壁のトーミの頭まで登ると浅間山の美しい全景を観ることができます。

優雅でどっしりとした浅間山は美しいの一言、大自然のパワーを感じます。



浅間山の外輪山はヨーロッパ、コーカサス地方の風景に例えられる赤茶けた稜線が続いています。



目的地の黒斑山(くろふやま)まで歩きましたが、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳とまだまだ先まで歩きたくなります。

今回は帰りのバスの時間もあるので魅了されながらもここで引き返します。



浅間山の迫力ある姿を間近に望み、大自然の美しさを堪能しました。

帰りは16時19分のバスに乗り、予定通り20時20分には新宿駅東口に到着して解散しました。

しかし片道のバス運賃、3000円って安いですね~!