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2006年07月16日(日)更新

得るは捨てるにあり!

先日の講演でお話を聞いて感動した、「そうじ力研究会代表」の舛田光洋氏の講演があると聞いて、14日の金曜日、銀座まで行ってきました。
お題は、「マイナスを取り除くそうじ力~捨てる」です。
前回のセミナーで「そうじ力」とは、掃除とはまったく違うものだということ。
「そうじ力」とは、掃除による力と心の力を合わせて、プラスエネルギーのスパイラルを起こし、磁場空間を作り上げる力、だと伺いました。
そう、この磁場空間によって、人の心に革命を起こして、運命を好転させていくということなのです。
だから、「あなたの部屋はあなた自身をあらわしている」ので、汚い部屋はマイナスの磁場を作り出して、悪運を引き寄せてしまうそうです。
そのマイナスエネルギー取り除くためには、
①換気をする、②捨てること、③汚れ取り、④整理整頓、⑤炒り塩をまく、の5つを
あげられていました。
今回は、その中でなかなかできそうでできない”捨てる”について話を伺いました。
こちらが、銀座東芝ビル8階でのセミナーの様子です。
そうじ力
このセミナーも、8割方が若い女性の方でした。
最近、私の行くセミナーは女性の方のほうが多いんです。皆さん、積極的で、前向きなんでびっくりします。世の男性はオチオチしてられませんぞ!

さて、いよいよ本題ですが‥‥‥。
捨てるという行為は、実は非常に奥の深いものがあって、「どういう自分になりたいのか」という、未来の自分とって不必要なものを捨てるというのです。
たとえば、結婚したいと思っているのなら、別れた彼女の写真や思い出の品物は、思い切って捨ててしまうというのです。
要するに、「捨てなければ、新しいものは入ってこない」という法則だそうです。

以下、4つの捨てる基準を述べていただきました。
1、「もったいない」を捨てる!
「もったいない」という言葉の意味をはき違えて、物をため込んでいませんか?
「必要か、必要でないか」の基準で判断して、部屋の中の不要な物はみんな捨てる。
2、「いつか」~未来を捨てる!
「いつか」使うかもしれない物は、使うことがありませんので、どうぞ捨ててしまってください。
3、「あなたのレベルを下げる物」~現在を捨てる
たとえば、男性なら誰でも持っている?低俗な雑誌や漫画、アダルトビデオなど欲望を増幅させるような物は、あなたの品性を下げます。
そこから出るマイナスの波動が、部屋の磁場を作り上げてしますそうです。
ドキッとする、怖い話ですねぇ~。
4、「過去の栄光や思い出」~過去を捨てる
人は年をとるにつれて、若かりし頃の輝かしい栄光や思い出を大切にしようとしますよね。そこからワンステージ、レベルアップするためには、今まで積み上げてきたステージをすべて捨て去り、新しい自分になる決意が必要なんですって。

私にとっては、特に、4番目の過去を捨てるのは相当勇気がいります。
要するに、自分が今まで積み上げてきた実績に甘んずることなく、社長の椅子にふんぞり返ることもなく、いつまでも現役で、新しい自分を見つけるために、「玉拾いから始める」覚悟を持って、自ら新しいことに挑戦し続けるっていうことですよね。

ふと、倫理研究所の万人幸福の栞の第12条、「得るは捨つるにあり」(捨我得全)を思い出しました。やはり丸山敏雄先生の教えも奥が深いですね。

今回の、気付きを与えてくれた、ありがた~いセミナー、ひとり4,000円なり~!