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2006年06月11日(日)更新

読みました、観ました、ダ・ヴィンチコード

この土日で、なんと!4本の映画を観てきました。
まずは、前評判のすごい「ダ・ヴィンチコード」。
原作を読んでいったほうが、より楽しめると思って、一念発起、先週文庫本3冊を読破して、観て来ました。
映画自体の評価は、あまり良くないようですが、私的には、小説で読んだ自分の描いたイメージとの違いを、確認しながら観れたので大変満足でした。
ダ・ヴィンチコード
映画の舞台となったパリとロンドンには、以前行っているのですが‥‥、
なんにも思い出せませんでした。もしかして、ケン坊症??

二作目は、2005年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品、
ブロークン・フラワーズ」です。
チャーミングな中年、ビル・マーレイが扮する、盛りを過ぎた元女ったらしのドンが、
過去に付き合った4人の女性を訪ねて、アメリカじゅうを旅する、
とぼけた笑いと好奇心ををそそる、不思議な感動が詰まった大人の映画です。

自分自身の過去の体験と照らし合わせて観ると、楽しいかも??
ボクの過去に付き合った人、何人だったかなぁ?忘れちゃったぁ?やっぱりケン坊症?

三作目は、中国映画「ココシリ」です。
壮大なチベットの大自然の中で、命を賭けてチベットカモシカを守ろうとした、山岳パトロール隊の感動の実話です。
名誉も報酬もなく、家族や恋人と別れを告げて、どこまでも密猟者を追い続ける純粋な男たちの姿に、思わず男泣きしてしまいました。

そして、最後四作目は、日本映画「嫌われ松子の一生」です。
中谷美紀演じる松子に、これでもか!というくらいの不幸が降り注ぎ、人生を転落していきます。そんな松子の波乱万丈の人生を、リズミカルに、そしてコミカルに、ときにシリアスに配分よく楽しませてくれる、何とも後味のいい映画です。
音楽教師から、ソープ嬢(トルコ嬢)、男に騙され殺人者に、出所してヤクザの女にと、不幸な転落人生を過ごしながらも、いつもハッピーな人生を夢見て奮闘する松子を観ていて、
「人の幸せって、その人自身が決めることで、他人とか世間が決めることではないんだ!」って感じました。
ひとりで頑張っている「あなた」に、観て頂きたい一本です。

ちなみに、映画の中に出てくる床屋は、会社のすぐ近所のすずらんという床屋さんで
、今も昔のままの古~い木造立ての建物で、営業を続けています。
そいいえば、去年の夏、あそこでロケしてましたっけ。中谷美紀が来ているって騒いでいたのを思い出しました。
床屋嫌いな私が、子供の頃お世話になった、思い出深いの床屋さんです。
しかし、映画に出てた、「床屋のちゃっかりケン坊」、キャラがボクにそっくりかも!?
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